負荷のかけ過ぎ / 負荷に耐えられない
テニスを趣味にしている方の多くが悩むテニス肘。サポーターを装備しながらプレーされる方も珍しくありません。一般的には手打ちになると負荷がかかり過ぎ、肘を痛めると言われています。 また肘を伸ばした状態でヒットすると、関節部分に負荷が強くなります。関節技を決められたのと、同じような力の加わり方になります。手打ちにならず、ボディターンで打つ。肘は適度に曲げる。 打ち方としてはこの二点を守ると良いでしょう。ストリングのテンションを下げてクッション性を向上させる。振動吸収性に優れたラケットを使うなど、道具面でも対応が可能。サポーターにも一定 の効果があります。
しかし同じ負荷をかけても、大丈夫な人は大丈夫です。負荷をかけ過ぎてテニスエルボーが発症するのは確かですが、それと同時に、その負荷に耐えられない身体の状態を 問題視される方は殆どいないようです。テニス肘を根本から改善したいと考えるなら、身体全体の改善を考えなければいけません。
テニス肘と体内毒素との関係
関節が痛くなる。これも身体が毒素を外に出そうとする手段であると言われても、なかなかピンと来ない方も多いでしょう。肘に負荷がかかって故障が起こります。この時に毒素が蓄積されていると、 身体はそこを毒の出口として使い始めます。結果として、治りが遅くなるわけです。特に砂糖を多く摂取して溜まった毒素は、関節痛になって表出します。テニス肘を本当に治そうと思ったら、そこを 毒素の出口として使う必要性をなくしてあげる事です。毒を出す生活に切り替えると、時間はある程度かかりますが、状態も次第に良くなっていきます。間違ってもアイシングや薬を塗るなどは、してはいけません。
早く良くなりたい方は、毒素の排出を促進させる療法を受けられると良いでしょう。
私自身も、実はテニス肘を発症させた経験があります。パソコンでのマウス操作時にも激痛が走り、まともに作業が出来ないほどでした。テニスエルボー用のサポーターは必需品でした。今でも テニスを続けていますが、もう2年以上、サポーターは付けていません。自分がテニス肘であった事も忘れています。体質改善によって、明らかに肘の強度が上がっています。
応急措置 + 体質改善
自分自身がテニスをやっているので、コートやクラブハウスでテニス肘の応急措置を施す時もあります。緊張した状態を緩めてあげると、症状も大幅に改善します。マッサージはあまり効率が良いとは言えません。 もっと自然な形で、身体が自らの意思で緊張を緩める方法があります。その場では良くなりますが、決してテニス肘になり易い状態が改善したわけではありません。やはり体質自体を改善し、強い関節を作っていく 事が根本的な解決になります。問題は患部の局所ではなく、内臓レベルにまで根が深いものです。