眼精疲労は、目の使用に回復力が追いつかないから
単なる疲れ目であれば、休めば回復します。疲れ目が進行したものが、眼精疲労と呼ばれる症状です。
目には当然、自然治癒力・回復力が備わっています。ですから疲労に対して回復が追いついてバランスが取れていれば、眼精疲労にはなりません。
目を特別に酷使している訳ではないのに眼精疲労になってしまっている場合には、回復力の鈍さが間違いなくあります。ただ近視や乱視、斜視などがある場合には、通常の状態よりも結果として目を酷使している事になります。
血流の悪さが目の回復を妨げる
目は多くのエネルギーを消費する部分で、目の周りには細かい血管が多く張り巡らされています。目への血流が悪くなると、回復力は大きく低下します。目の慢性的な疲労には、まず血流の悪さを疑います。
目の血流の悪さは、目だけの問題とは限りません。身体全体の血流の問題があり、リンパや神経の問題があり、内臓、筋肉など、多くの要因が複雑に重なっています。そしてまたそこに、精神、心、冷え、生活習慣なども関わります。
「血流を良くする」と表現するのは簡単ですが、それを体質改善という意味で行うのは、言う程には容易ではありません。
日常生活では「冷え取り健康法」を
日常生活では、冷え取り健康法が有効です。これは冷えを取り、全身のレベルで血流を促進させます。
冷え取り健康法については、左側のメニューの「冷え取り健康法」についての記載をご覧ください。
目に温かいタオルを
目に温かいタオルを当ててあげると、患部の血流が促進されます。お風呂に入りながらですと、熱源が直ぐにあるので実践し易いです。これを15分以上、スッキリ感が出るまで続けてあげます。目の回復が全く違います。
頭全体の硬直をほぐす
頭の骨が硬直していると、視神経や血管が圧迫を受けてしまいます。リラックスして冷えを取っていれば改善されるケースも多いですが、もし根が深く残るようでしたら、施術をお勧めします。これは比較的、簡単に改善できるものです。
殆どの方が、その場ですぐに目の見え方を改善させます。