なぜ半身だけに、症状が集中するのか?
気の流れは、右半身と左半身で分かれています。これは経絡(気の流れ道)を見てもらっても明らかで、左右対称に経絡が存在しています。片側だけ、気の流れが滞る現象は、決して珍しくありません。滞った側の半身は、機能を弱めます。その必然として、肩コリや腰痛、足の痛み、耳鳴りや視力の低下に至るまで、片側だけに症状が集中されるのです。
ここで注意すべき点は、流れが悪い方に症状が集中するとは限らないという事です。症状には大きく分けて、
- 追い込まれて出る症状
- 身体を良くするための前向きな意味での症状
があります。単純な例では血流の悪さから来るコリや痛みは、追い込まれて出ている症状です。それに対して体内毒素を排出する目的で出てくる湿疹などは、前向きな意味があります。そこを見極めなければなりません。
機能が弱い側でケガをし易い理由とは
スポーツやバイクでの事故などで、重傷を負うことがあります。軽傷で済むのか重傷になるのかの分かれ道は、実は、ちょっとした当たり所の違いです。肩、肘、腰、膝、足首など、衝撃を受ける場所や角度のほんのわずかな違いが、ケガの程度を大きく左右するのです。衝撃をまともに身体に受けるのか、それとも上手く逃がせるのかは、正に紙一重です。
気の流れの良い側では、身体感覚に優れます。ですから咄嗟の時にポイントをズラして、重傷にならないように済ませられる場合が多いものです。ですが気の流れの悪い半身では、その感覚も鈍くなります。まともに衝撃を受けてしまう結果、より重いケガになってしまうケースが多くなります。
顔や身体が歪む原因にもなる
流れが悪い側の筋肉は、当然、機能が低くなっています。変に硬直したり力が入り難かったり、左右でアンバランスが生じます。
顔が身体が歪む原因となるのですが、カイロや整体では、そこまで見てくれません。
内臓や関節が弱点になってしまう危険性
流れが弱い側では、脳、目、耳、鼻、内臓、手足など、全ての機能が弱くなります。
とは言っても、それが自覚されるケースはあまり多くはありません。気療院で検査をして初めて、生まれつきのそれに気付く人も大勢います。余程の極端な衰えでなければ、直ぐに身体が壊れてしまうような危険性まではありません。
しかし極端な衰えでなくとも、弱いことは弱いのです。若いうちは良くても身体が弱ってくる年代になってくると、やがてどこかがおかしくなるものです。やられるのは、間違いなく弱点からです。気の通っていない半身は、紛れもなく、その人にとって弱点なのです。
例えば右半身が弱いという方は、肝臓、胆のう、右の腎臓、右ひざなどが心配です。何れも日常生活の中で、大きな負担がかかり易い個所です。
一義流気功、独自の精神気功なら解決が可能
気の流れが悪いという事で、一般的な気功でそれを良くしてもらえれば、その瞬間は改善されるかもしれません。けれど気の流れが悪いのは結果であって、決して根本的な原因ではありません。もっと深い部分に、その原因が隠されています。
一義流気功 独自の精神気功であれば、この問題を解決できます。