下痢は拒絶反応
下痢は悪い物を食べた時に、それを身体の外にいち早く出してしまおうとする拒絶反応です。多くは胃腸が弱いから下痢をするのではなく、体内毒素を排出しよう とする働きに拠るものです。下痢をする事によって、身体が守られています。同じ原因で嘔吐を伴う場合も多くあります。水分を取り過ぎるなど、冷えによって下痢が発症する場合があります。これは余計 な水分を排出し、身体を冷えから守ろうとする働きです。
慢性症状では、自律神経の乱れ、大腸や膵臓などの臓器の異常が関連している事があります。特に血が混じるようなら、注意が必要です。
精神的なストレスなどが原因である場合も多くあります。これは心の毒を下痢の症状で外に出そうとする働きで、心がそれによって助けられています。心の毒を気 を媒介して身体が肩代わりし、それを下痢という形で排出させるのです。
下痢への対応で、症状を薬で止めてしまうのは得策ではありません。悪い物を出し切り、下痢の原因をなくしてあげる事が最も適切な対処となります。