脊髄小脳変性症という不治の難病
脊髄小脳変性症という病をご存知でしょうか? 「1リットルの涙」という映画やドラマ、本をご覧になった方なら、すぐに判ると思います。脊髄と小脳が時間をかけて萎縮していく症状で、現代医学では不治の病とされ、難病となっています。小脳は身体のバランスをとったり、手足を動かすといった運動をスムースに行う働きを司ります。この小脳が萎縮する事で、運動能力が次第に奪われていき、やがては車椅子生活。そして寝たきりにされてしまうのです。意識や考える能力には異常が出ませんから、正気のまま運動能力が奪われていくのを余儀無くされる辛さは、想像を絶します。
歩行が上手く出来ない
私はここ数ヶ月、急に歩くのが遅いと言われてきました。(記載日、平成18年10月) 最初は気功靴下を重ねているので、そのせいで歩行に多少支障が出ているのだろうという程度で気にもしていませんでした。しかしそれでも、段々と歩くのが遅くなっていきます。具体的には、左足の反応が鈍く、リズム良く歩く事が出来ない状態です。足を前に出そうと命令しても、実際に前に出るまでにタイミングのズレが生じます。左足を引きずるような具合になって、リズム良く歩く事が出来ません。これが毎日続き、ゆっくりと症状は進行していきます。趣味のテニスでも、足は確実に衰え、ボールに追いつけなくなってきています。しかしこの段階になっても、左足から毒素が排出されるのに伴い、運動能力に支障が出ているのでは? と考えていました。
ある日ふと、自分で自分を診断する機会がありました。気の反応で診断を行う一般的には稀な手法なのですが、そこで脳に異常があるという情報が引き出されました。具体的な症状としては、左足の反応の鈍さ、歩行リズムが取れない事がまず思い浮かびます。訊けば、正にこれが症状でした。
自らに気功を施術
自らに気功を試みます。施術が成功したか否かも、気の反応で診断します。障害は改善され、後遺症も出ない。歩行についても完全に改善されているとの事。試しに歩いてみますと、確かに左足が軽い!? 左足が命令に瞬時に反応し、スッスッっと前に出ます。歩行リズムも取れ、数ヶ月前のスピードを取り戻しました。街を歩いてみると、今まではヒールの女性に引き離されているような状態でしたが、あっさりと追い越せます。左足がとにかく軽く、大袈裟ではなく跳ぶような感覚で歩行が出来るのです。テニスでも忘れかけていたステップが踏め、スピードを取り戻しました。ただ1,2日は脳が以前の動かない左足のイメージを引きずって、「ここで左足が遅れるから…… 右足を踏ん張って…… あれ!? もう左足が前に出た! ここで遅れるから… 右足を… あれ!? またもう左足が前に出た!」といった感じで歩いていて、おかしな感覚でした。身体の変化にイメージがついて来れない状態です。
実は「脊髄小脳変性症」であった事は、後程知る事が出来ました。具体的に何という病気だったのかと、潜在意識の情報を引き出したのです。そこで脊髄小脳変性症に当たると導き出され、今更ながら恐怖したのでした。
脊髄小脳変性症、この病については原因も不明とされています。今回は自らの原因については、診断で明確になりました。
病気の原因、その意味
実はそれから数ヶ月間、症状は何度も何度も再発を繰り返しています。そしてその度に、自らに気功を施す繰り返しです。これは病気自体の特性ではありません。原因、病気の意味が、再発を呼んでいます。
その意味とは、私を気功療法家として鍛え上げていく事にあります。再発すれば、左足や左手の反応が鈍くなるので直ぐに判断が出来ます。そしてただ繰り返すのではありません。次第に施術の難易度が上がっていきます。前回と同じイメージで行っていても、症状は治まりません。常により高いレベルの気功を要求され続けるのです。これが上手い事に、当り前のように出来るものでも、絶対に無理なレベルでもありません。少し頑張って背伸びをすれば、何とか手が届く所に、正解が用意されています。この件数、実に今現在9ヶ月間(平成19年7月10日)で、200回以上。その数だけ、自分は段を上がっています。
気付かれている方もおられると思いますが、そうです、私は自ら進んでこの病気になっています。今この文章を書いている私ではなく、気功家としての成長を促そうとする潜在的な私自身です。止むを得ない事情で病気になるのではなく、相応の意味があって、自分から進んでその険しい道に進んでいるのです。
ですから同じ種類の病気でも、人が違えば意味はそれぞれ異なります。意味を全うさせた時、初めてその病気は存在意義を失い、姿を消すのです。他の病気や症状であっても、これは同じです。ただ身体的なレベルでの原因が解明されたならば、そこから意味とは無関係に治す方法や症状を抑え込む方法も出てくるでしょう。意味を全う出来ない症状や病気の問題は、人間の心身の健康にとって深刻なものでもあります。
再発が止まる(平成20年 1月5日 加筆)
自転車に乗っていて、ジーンズの左腿だけ緩い感じがしました。左右で太さが違うのは普通ですが、それにしても左足だけ緩過ぎます。素足で鏡に写してみると、明らかに左腿が細いのです。何度も症状が再発してきた結果、左足の筋肉が衰えてしまった結果でした。テニスをやっていても、左足の踏ん張りが利きません。そして左足だけ先にバテテしまう始末です。座った状態で妻に足を押さえてもらって、膝から下を跳ね上げるようにします。右では妻の身体を後ろに押し下げる事が出来ました。しかし左足では、妻に楽々と押さえ込まれてしまいます。全力を出そうにも、力が上手く入れられない状況です。筋力の差は歴然でした。
けれどこの事に気付いた数日後、再発は止まりました。再発が止まった理由は一つです。私が気功療法家として目標とされていた到達点にまで上り、再発させる意味がなくなったのです。自らへの施術の後、左足が鈍くなるような事は、何日経過しても起こりません。最初の内は左右の足で筋力差、太さの違いは歴然でした。けれど日を追うにつれ、左足も鍛えられていきます。左右の違いに違和感がなくなるまでには、そこから数週間が必要でした。
今の段階で思うのは、それ程までに、私は気功療法家として歩んでいく道が奨励されているのだという実感です。身体が自ら病気になり、私を鍛え続けてくれたのは、その最たるものです。他にも、上手く行き過ぎる位、とんとん拍子に物事が運んでいきます。気功療法家として歩く道は、強い追い風を受けます。