トラウマを癒すには?心の傷を克服する一義流気功治療院の施術と実例

精神問題

トラウマ(心的外傷)とは、簡単に言えば、こびりついて外れなくなった精神的苦痛です。フラッシュバック、気分の低下、集中力の低下、動悸や冷や汗などの肉体症状など、明らかな実害をもって人生の足枷となります。

本記事では、トラウマとは何か? 精神医療では、どのように対応しているのか? についてお伝えし、それに対して一義流気功での本質的な取り組みをお伝えします。

トラウマとは何か?

トラウマ(心的外傷)の定義

強いショックや恐怖にさらされた経験が、心に大きな傷痕を残す。これがトラウマと呼ばれる現象です。事故や災害、暴力、虐待など、命の危険や安全の喪失に直面したとき、人は深い苦痛を味わいます。こうした体験が終わった後も、恐怖や不安が心の奥底に沈殿し、普段通りの生活や人間関係に影響を与えます。
トラウマは、直接的な被害だけが原因になるとは限りません。家族や友人など親しい存在が傷つく場面に立ち会った場合や、深刻な事件について知った際にも、心の傷が刻まれるケースがあります。身近な事故や突発的な災害ばかりでなく、日常の中にひそむ暴力や虐待も見過ごせません。安心を支える日常が脅かされる経験こそが、心に影を落とします。

トラウマが形成されるメカニズム

強烈な恐怖や無力感を覚えた瞬間、脳はその印象を鮮烈な記憶として刻み込みます。自分では乗り越えたと思っても、似た場面に遭遇した時に突然フラッシュバックを起こす場合があります。何気ない音や匂いがきっかけとなり、当時の情景がよみがえる。その結果、強い不安や動悸、冷や汗、集中力の低下などが起こります。

個人の性格や生まれ持った感受性だけで、トラウマの受け止め方がすべて決まるわけではありません。同じ出来事を経験しても、心の傷の重さは人によって異なります。その違いには、体験に至る経緯や環境、そしてまわりの人々からどれだけ支えや理解を得られるかが深く関わります。

トラウマを抱えた人が回復への歩みを進めるためには、周囲の共感や受け入れが大きな意味を持ちます。他者とかかわる中で「自分は独りではない」と実感できたとき、少しずつ心がほどけていきます。支えてくれる存在の有無や、安心できる関係が、つらい体験から立ち直る力となり、回復への土台を築きます。反対に、孤立や誤解が続くと心の傷が深まりやすくなります。

人は理性によって出来事の意味を整理しようとしますが、心の深い部分では抑えきれない感情が渦を巻く。現代では、心理学や脳科学の進歩により、トラウマの正体が、本質的にとは評価できませんが、徐々に明らかになりつつあります。そして、被害を経験した本人だけでなく、周囲による理解や適切な支援が不可欠だという認識が広まっています。

トラウマが心身に与える影響

精神的な影響

トラウマを経験すると、心に様々な変化が現れます。突然苦しい記憶が蘇るフラッシュバックは、生活の安心感を奪います。日常の中で強い警戒心を持つ人は、音や光、匂いの刺激を過剰に意識するようになります。眠りが浅くなり、意欲も低下する傾向が強まります。不安や憂うつな気分が続くため、趣味や人と話す時間が減り、孤立しやすくなります。
自分を責め続けたり、周囲への不信感から心を閉ざしやすくなる場合もあります。外の世界を避け、家にこもる選択をする人も少なくありません。こうした状態が続くと、活動範囲が縮小し、社会的なつながりも希薄になります。心の内側で不安や無力感が広がり、深刻な抑うつ状態が現れることも考えられます。​​

身体的・行動面の影響

心のダメージは、自律神経にも強く影響します。動悸が頻発したり、汗をかいたり、呼吸が浅くなる症状が現れやすくなります。筋肉の緊張が続けば、肩こりや頭痛、消化不良も起きやすくなります。睡眠が不安定になるため、慢性的な疲労も感じやすくなります。
感情の揺れ幅が大きくなり、怒りが抑えにくくなったり、我慢できない衝動に駆られる場面も増えます。アルコールや過食、無計画な買い物などに頼る行動を繰り返すケースもあります。身体の反応と行動習慣が互いに悪影響を及ぼし、日常生活全体の質や体調も低下するリスクが高まります。

トラウマの治療と克服法

代表的な治療法

トラウマへの主な治療法として、心理療法が中心となっています。とくに、認知行動療法や曝露療法、EMDR(眼球運動による脱感作と再処理法)などが多くの現場で実践されています。これらの方法では、心の奥にしまい込んだ辛い記憶や感情を、信頼できる専門家とともに丁寧に整理していきます。安全な空間のなかで少しずつ体験と向き合い、出来事に対する見方や感じ方を変えていくプロセスをたどります。

一方、睡眠障害や強い不安が続く場合、薬物療法が選択される場面もあります。主に抗うつ薬や抗不安薬が用いられ、不眠の解消や気持ちの安定を支えます。薬だけに依存せず、患者さん一人ひとりに合わせて心理的アプローチとの併用を行うことが基本です。治療の選択肢や進め方は、症状の重さや本人の希望、生活環境などをじっくり踏まえて決めていきます。​​

セルフケアと支援的アプローチ

専門的な治療と並行して、日常生活におけるセルフケアも回復を後押しします。適度な運動や深呼吸、バランスの取れた食事、規則正しい睡眠を意識することで、心身の調和が生まれやすくなります。また、無理をせず、休息やリラックスできる時間を確保する工夫も大切です。安心できる人間関係を築き、自分の思いを少しずつ話せる環境が心の安定を支えます。

辛さや悩みを一人で抱え込まず、カウンセラーや医療機関、サポートグループに相談する習慣が、より良い経過を生み出します。共感し合える仲間や信頼できる専門家の存在が、孤独感や不安を和らげる鍵となります。さまざまな選択肢を知りながら、自分に合ったペースで無理なく進めることが、回復への道に繋がります。

一義流気功治療院では、トラウマにどう対応するの?

それでは一義流気功では、トラウマにどう対応するのでしょうか?そこには、トラウマへの構造的理解に基づいた、本質的な取り組みがあります。

トラウマの正体

トラウマは、「記憶領域 + 心の毒」で構成されます。心の毒とは、精神的苦痛そのものです。

人間は、感情が動く、意図する、考える、など全ての精神活動で、気というエネルギーを生み出します。精神的苦痛もその一種で、これを「心の毒」と表現しています。心の毒を、物質として捉えてください。物ですから、溜まって蓄積されます。処理して消せば、減ります。トラウマは、精神領域にこの心の毒が含まれるものです。

心の毒に、時効はありません。何年、何十年と経過しても、処理して消されない限りは苦痛として存在し続けます。出来事は過去であっても、心の毒は、今の自分が持つ物です。だからそれに影響を受け、今の自分が苦しめられます。

トラウマが軽減される、消えるとは?

ですからトラウマを解決するには、結果として心の毒を減らすしかありません。精神領域から心の毒が減った時、「トラウマが軽減された」と言えますし、完全に消えた時に「トラウマが消えた」と位置付けられます。

「記憶領域 + 心の毒」 → 「記憶領域」

これが、トラウマが消えた後の姿です。記憶領域に心の毒が含まれていないため、単なる記憶に変わっています。過去、その当時は辛かった出来事であっても、今の自分は心の毒を持っていません。ですから「そんな事もあったな……」というだけで、思い出しても、苦しみを伴わなくなります。

異常反応の解体

どうしても外れないトラウマには、必ずと言って良いほどこの「異常反応」が絡んでいます。異常反応とは、潜在意識にある不合理な恐怖心で、胎児~二才までに形成される狂った精神部分を指します。異常反応が心の毒とつながり、その存在を固着させて解決不可能に至らしめます。

トラウマを解消するには、心の毒を消さなければならない。心の毒を消すには、異常反応を解体しなければならない。異常反応の解体は、本質的にトラウマを解決する上で、必須の条件になります。

潜在意識から情報を引き出す

潜在意識とは、自分で認識できない深い精神領域を指します。そこには自身について莫大な情報があり、一つ一つのトラウマの存在、心の毒、その形成過程、全てが詳細に把握されています。前述した異常反応の勢力、それがどうトラウマを困難にしているのかも同様です。

潜在意識から情報を引き出すことにより、異常反応の解体、心の毒の処理、といった治療ステップ、自身で心の毒を減らしていく方法などが明らかになります。一人一人の状況に最適なアプローチが、この技術によって可能になっています。

トラウマが解消された人の声

ここで、トラウマが解消された、軽減された人の実際の声の数々をご紹介していきます。ご自身の状況と照らし合わせ、参考になさってください。

  • 「長年心に重くのしかかっていたつらい記憶が、自然と思い出さなくなりました。今では安心して眠れるようになりました」
  • 「突然のフラッシュバックが減り、人前で過度に緊張することがなくなりました。日常生活が楽しくなりました」
  • 「気功を受けた後、不安と恐怖に支配された感覚が緩和し、前向きな気持ちが戻ってきました」
  • 「頭の中で何度もよみがえっていた嫌な体験がだんだんと薄れていき、今は人と自然に接する自信が持てるようになりました」
  • 「身体のこわばりや動悸が治まり、心にも余裕が生まれました。日常の小さな喜びを感じられるようになりました」
  • 「以前は他人の目が怖くて外出も苦痛でしたが、施術を続けるうちに徐々に外の世界と向き合える心のゆとりができました」
  • 「気功を通じて自分自身を受け入れる感覚が芽生え、過去の出来事に振り回されることが減りました」
  • 「長く悩まされたフラッシュバックが驚くほど減りました。安心して生活できるようになりました」
  • 「施術を受けてから、人前に出ても不安に押しつぶされることがなくなりました。自然に笑顔になれます」
  • 「今まで何度も蒸し返していた苦しい記憶が、自然に薄れて気持ちが晴れやかになりました」
  • 「体の緊張がほぐれただけでなく、心まで軽くなったという実感があります」
  • 「以前は些細な音にも怯えていましたが、気功の後は平常心を保てるようになりました」
  • 「信じられないほど気持ちが安定し、人と関わるのが怖くなくなりました」
  • 「深い眠りが取れるようになり、恐怖や不安に悩む夜が少なくなりました」

まとめ、結論

トラウマは、心身に深い苦痛をもたらします。現代医療もトラウマに対し、心理療法、薬物治療など、多角的にアプローチをしています。ただその本質を捉えているとは評価できず、効果は限定的です。

一義流気功ではトラウマの本質を「記憶と心の毒」という構造で捉えます。この心の毒は人の精神活動が生み出す実体であり、これを消すことでしか本質的な解決は有り得ません。異常反応の解体は、その上で必須となるステップです。施術を受けた方からは「嫌な記憶に苦しまず、前向きな気持ちが戻った」「心身が安定し、日常が楽になった」などの実感が多く寄せられています。​​

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