生まれつき、左半身が弱い。痛くなったり、病気になったり、よくケガをしたり、なぜか左半身に偏る。病院の検査で、何かが出てくる訳でもない。改善できるならしたいけれど、方法が分からない。この記事をご覧になっている方は、おそらくこうした状況があって、解決策を探しているのではないでしょうか。そのご期待に応えます!
生まれつき、左半身が弱いとは?

実は人類の6~7割が、この問題を抱えている
え、そんなに!?と意外な数字だと思います。弱さにも程度があって、グラデーションです。左半身の生命力の弱さは、一義流気功では左右の対比で示しています。深刻な人ですと、右10:左3と7割落ちですが、軽度で右10:左9の1割落ちの人も多くいます。軽度の人は、当然、左半身が弱いという認識もありません。そういった人も含めて、6~7割です。
正中線できれいに分かれる
この弱い左半身は、正中線から左にあるもの全てです。頭、胴体、腕、足、左側にあるものは筋肉も内臓も全てが弱くなっています。
直接の原因は、気の弱さ
肉体に流れている気は、イメージ的な表現をするなら生命エネルギーです。それに左右差があるため、弱い側の生命力が弱くなっています。気は、意識の濃度で強い弱いが決まります。左側の意識が弱いために、左半身の気が弱くなり、左半身全体が弱くなっています。
左半身が弱くて、起こること

左側の筋力が弱い
腕も足も体幹も、左半身にある部位では、全ての筋力が弱くなります。ただこれは、意外にも異常だと気付けません。一つの動作は、複数の筋肉が協力し合って完成させます。生まれつきであるが故に、弱いなら弱いなりのコツがつかめており、遜色なく普通に動かせるものです。また右利きの人が多いことから、左手や左足が弱くても、利き手・利き足の差だと捉えて気にもしません。
ただ左右差を見る筋力検査で精査すると、その違いは外から見ても、自分自身でも明らかになります。
左側の感覚が鈍い、不器用
体感覚にも、左右差が生じます。右に比べて、思ったように体を操作できません。不器用は不器用なりの動かすコツもあって、本人は無意識にそれを採用しています。その上でどうしても右側に劣りますが、これも利き手・利き足の差だと捉えて、ほとんどの人が異常と捉えません。
こちらの身体操作も、左右の違いを見る検査があります。単純な動きで利き側か否かの差がなく、かつ動かすコツを封じた形で行います。
スポーツ、運動のハンデになる

左半身の筋力も感覚も鈍いのですから、それは当然、スポーツや運動においてはハンデになります。バスケットボールやサッカーでは、そのまま分かり易い弱点になります。また左側に重心を乗せた状態が特に苦手で、例えば野球で右バッターボックスでのスイング、テニスのフォアハンド、ゴルフスイングなどでは実害が大きく出ます。左足の踏ん張りが利かず、また左半身全体の体感覚もぼやけています。
名前は明かしませんが、10:8と左半身が2割落ちだったあるプロゴルファー選手は、治療で10:10にした後に格段にスイングが力強く安定し、ツアー優勝を果たしています。
左側だけ、よくケガをする
運動中でも、日常生活でのアクシデントでも、左側の方にケガが集中します。単純に筋肉が弱い分、継続的な負荷にも突発的な負荷にも弱く傷めやすい。また突発的なアクシデントでも、鈍いがばかりに衝撃を軽減させる咄嗟の動きができず、まともにダメージを受けてしまいます。
ただ普通に生活している上での膝や腰の痛みに関しては、弱い左側を庇って右側に負担がかかるケースもあります。
左側に症状、病気が偏る
左側だけ視力が低い、コリが強い、しょっちゅうあちこち痛くなる。胃、心臓、膵臓などにトラブルが起こりやすい。生命力が弱い分、やはり健康であろうとする力、恒常性も弱くなってしまいます。
特に警戒すべきは、膵臓になります。胃であれば、不調は体感で分かります。その際、食事を軽くしたり抜いたりして調整が可能ですが、膵臓は自覚のないまま負担をかけ続けてしまいます。
左の顔だけ、早く年を取る
顔の様子は、筋力差で目立って差がつきます。目はあまり開かずに小さくなり、頬はたるんで張りがなくなります。全体として、左の顔の方が年を取って老けた印象になります。ただこれは、自分も周囲の他の人も気付きにくい傾向にあります。人間には顔は左右対称だという先入観があり、左右対称に寄せて認識してしまいます。その先入観を捨てて、片側を隠して左右で順番に比較すると、多くの人があまりの違いに驚くほどです。
何故、生まれつき左半身が弱いのか?

それでは、この問題の核心に入ります。そもそも約7割の人たちが抱える左半身の生まれつきの弱さは、いったい何が原因なのでしょうか?そこには、医療や解剖学的な見方では、到達し得ない背景があります。
精神体と人体の構造
精神体とは、精神の実体を意味します。一般的にいう魂の概念で捉えてください。肉体は精神体によって支配され、動かされています。よく「生まれ変わって人間になる」といった表現をしますが、生まれ変わって人間になるのではありません。精神体は精神体としての自我を維持したまま、肉体を担当して支配します。ラジコンカーを操作しているからといって、自分がラジコンカーになっている訳ではないのと同じ理屈です。
生まれつきの左半身の弱さは、肉体ではなく、この精神体の問題です。
精神体から見て、左半身がぼやけている
人体の気の強弱は、箇所によって異なります。それは、意識の強さに比例しています。意識を強く向けるほど、その箇所の気は強くなります。意識が弱まれば、やはり比例してその箇所の気は弱くなります。そして気の強弱は、そのまま生命力の高さに直結します。
つまり生まれつきの左半身の生命力の弱さは、この意識の問題です。精神体は、支配して運営している肉体全体を意識していますが、その際、左半身がぼやけてしまっているのです。後はその程度によって、軽度の人もいれば重度の人もいるグラデーションです。
ぼやけは、自覚できる人も多い
精神体、魂と同じ概念と言われても、ピンと来ない人も多いでしょう。けれども精神体は、これ以上ない程に身近な存在です。というのも、今、この文章を読んでいる貴方自身が精神体そのものです。ですから精神体から見た左半身のぼやけも、分かる人の方が多くなっています。
ここで、少し試してみてください。テレビやネットなどで音が出ているなら、一旦、止めて静かな環境にします。立っていても、座っていても、寝ていても良いのですが、左右対称になる姿勢になってください。普通に仰向けで寝るのが、もっとも分かり易いかと思います。目を閉じて、右膝を意識してみてください。体感覚で、右膝の存在が把握できます。次に同じように、左膝を意識してみてください。
……そこで、左膝に対して「ぼやける」、「小さい」、「遠い」といった意識のし難さを感じたなら、それが正解です。精神体が左半身をぼやかしている様子が、正にその感覚です。次に同じように、体の様々な箇所で左右の比較をしてみてください。逐一、全てにおいて左半身の意識が薄くなっていることが分かります。
これまで多くの人で検証してきた実感の検証ですが、10:7くらいの左右格差から自覚できる人が多くなります。10:8や10:9ですと、その差を感じ取れる人は稀です。また10:7よりも重度でも、分からない人もいます。全体として見ると、10:7以上に重度になれば、分かる人の方が多いくらいの話です。
一義流気功では、どう対応しているの?

潜在意識から情報を得て確定させる
筋力や動きの検査、顔立ちの左右差、本人の実感のヒアリングなどから、かなり高い精度でこの問題は把握可能です。けれども一義流気功の現場では、本人の潜在意識から情報を引き出し、10:7、10:5といった具合に、10段階でその程度も導き出します。筋力検査や目を閉じて行う本人の感覚の検証は、潜在意識から情報を引き出した後に、その問題を実感してもらう目的で行われます。
精神体の問題を解決する
全ての物事、現象には、必ず因果関係があります。何故、その精神体が左半身をぼやかしているのかにも、当然、相応の原因が存在します。その原因を取り除けば、精神体から見て左半身はクリアになります。左右平等に意識を向けられるようになった瞬間、左右の気の強さ、生命力は10:10となります。
その原因は何で、どう解決するのかという具体的な部分については、治療法の根幹に関わることですのでお伝えできません。申し訳ありません。自分の知る限りですが、この生まれつきの左半身の弱さを解決できる人は、自分と自分が教えた人しかいません。
一度、解決すれば一生もの
この問題は、一度、解決すれば効果は生涯に渡って維持されます。少しずつ弱くなっていったり、再発する種類のものでは、元々ないからです。
左半身は、何年もかけて改善され続ける
生命力が左右で10:10になるのは、肉体が改善されるスタートラインです。筋肉は必要な栄養素があって、負荷をかける毎に強くなっていきます。内臓機能も、より強く作り直されていきます。その過程が、何年にも渡って継続されます。その際、肉体が置かれている環境が重要です。食生活、睡眠、運動、入浴習慣、ストレスなど、条件が良ければ良いほど、左半身を立て直す力も強くなります。
また、好転反応も起こり得ます。体全体として、発熱やダルさなどが出るかもしれません。また左半身に痛みが出た時には、修復反応と捉えられます。これは体を良くしようとする反応なので、その仕事が全うされれば自然と収束します。
まとめ、結論
生まれつき左半身が弱いという現象は、実は人類の6~7割に見られ、程度の差はあれど多くの人が抱えています。これは筋力や感覚、内臓機能、さらには顔の老化まで、左側に偏って現れることが特徴です。その根本原因は肉体ではなく「精神体(魂)」にあり、精神体が左半身への意識を弱めているため、生命エネルギー(気)の流れも弱くなります。
一義流気功では、潜在意識から情報を引き出し、精神体の問題を解決することで左右差をなくし、根本的な改善を目指します。一度解決すれば効果は生涯持続し、肉体も徐々に回復していきます。
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