いじめで負った「心の傷」を克服する一義流気功の提案

心身の健康

いじめ被害を受けた人は、どうなってしまうのか?

いじめ被害を受けた心の傷は、一生、残り続けます。「子供の頃に受けたいじめのせいで、人生全体を台無しにされた」という声も、決して少なくありません。多くの人が、何年、何十年とその後遺症に悩まされています。

いじめ被害の心の後遺症

その後遺症を軽度、中度、重度で分けると、下記のような傾向があります。

軽度(違和感レベル)

  • ときどき当時のことを思い出して胸がざわつくが、思考や行動に目立った影響はない。​
  • 自己肯定感が低い・人付き合いが少し苦手だが、学校や仕事には通えている。
  • 集団や初対面の場面が少し怖くて避けがちだが、工夫すれば対応できる。

中度(日常に支障が出る)

  • 不安や落ち込みが「しばしば」あり、成績・仕事のパフォーマンスが明らかに下がる。
  • 学校や職場に行けない日が増える、人間関係のトラブルや孤立が目立ってくる。
  • フラッシュバックや悪夢、強い緊張が続き、趣味・食欲・睡眠などに支障が出る。

重度(生活全体が崩れる)

  • ほぼ毎日強い不安・抑うつがあり、登校・就労・家事など基本的な生活が維持できない。
  • いじめ当時の記憶に強く苦しめられ、PTSDレベルの症状(激しいフラッシュバック、極端な回避、過覚醒)が続く。​
  • 自傷行為や強い希死念慮、アルコール・薬物への依存など、安全が脅かされる状態になっている。

    このように中度、重度になれば、人生全体を大きく狂わされてしまいます。仮に軽度であっても、その影響を軽視してはいけません。本来であれば建設的なものに分配できる精神エネルギーを、心の平定に割き続けているからです。またこれは必ず精神状態の下降圧力となり、人生全体の幸福度が減ってしまいます。

消せないトラウマPTSD

一般的に、このような心の傷を「トラウマ」(心的外傷)と呼称します。PTSDという言葉も有名ですが、これはトラウマによる重い障害を指します。いじめ被害による後遺症がある状態は、間違いなくそれがトラウマ化し、障害が症状として出てPTSDになっています。

ここでは、一般的な精神医療よりも更に掘り下げて、その正体を明かします。

精神的苦痛は、「心の毒」という気である

ここを詳しくご説明するために、「気」の概念についてお伝えします。この本質から理解することで、トラウマへの根源的な理解ができ、その克服までも視野に入ります。

気 = 精神活動のエネルギー

気功の「気」は、エネルギーです。ですから「気を送る」、「気の流れを良くする」、といった用法が生まれます。一方、同じ「気」という言葉は、精神活動にも用いられています。気持ち、気分、陽気、陰気、元気、やる気、気がはやる、気が浮き立つ、気が滅入る、気が散る、気がつく、など。

実はそれこそが、気の正体であり本質です。意図する、思う、感情が動く、といった精神活動を行う度に、人はゼロから「気というエネルギー」を生み出しています。これを潜在意識では承知しているので、それぞれの使い方に違和感なく、すんなりと受け入れています。

精神的苦痛も、気の一種 → 心の毒

嫌だ、辛い、苦しい、という思いもまた精神活動です。ですからそこには、精神的苦痛の気が生み出されます。これを一義流気功では、「心の毒」と呼称します。

心の毒は気であり、エネルギーであり、目には見えませんが物質です。物質なので、増えたり減ったりします。心の毒が増える/減る。この現象の中に、トラウマの形成と解体があります。

心の傷、トラウマとは何か?

心の傷、トラウマとは何なのでしょうか? 明確な定義があります。

「記憶領域 + 心の毒」 = トラウマ

トラウマとは、記憶領域の中に心の毒が含まれたものです。記憶は過去、つまり過ぎ去った出来事です。けれども心の毒は、今の自分が抱えている気です。出来事は過去であっても、心の毒は今そこにあるもの。だから、今の自分が苦しいんです。

辛かった過去を想起した時に、今の自分も辛く苦しくなったらトラウマ。「あの時は辛かったな」とは思うけれど、今の自分が辛くならなければ、トラウマではありません。その記憶領域に心の毒が存在するか否かで、この違いが生じます。

いじめのトラウマは、なぜ消えない?

強烈な苦痛体験は、潜在意識の理性を狂わせます。理性とは、物事を区別する能力です。いじめの出来事が過去であるなら、それは「今の自分にとっては脅威ではない」と判断されます。ところが狂った理性では、時間の区別がつきません。顕在意識(自覚できる表面上の意識)では分かり切っているのに、潜在意識では「今現在、自分の身に起きている出来事」になります。

いじめの被害を受けて後遺症に苦しんでいる人の心の中では、現在進行形で被害を受け続けているのです。これでは、何時まで経っても消えてくれなくて当たり前です。

いじめ被害のトラウマを消す

一義流気功では、どのようにトラウマを消すのか。トラウマとは何かを根底から理解しているからこそ出来る、独自の手法があります。

トラウマが消えるとは?

「記憶領域 + 心の毒」、これがトラウマの構成要素でした。これが結果として、「記憶領域 + 心の毒」 − 「心の毒」 = 「記憶領域」となれば、単なる記憶になります。いじめ被害を受けた記憶が消える訳ではありませんが、そこには心の毒はありません。つまり、今の自分には精神的苦痛はありません。

イメージとしては、下記の図の通りです。左は「記憶領域 + 心の毒」です。そこから「心の毒」が取り除かれて、右は単なる記憶になっています。

心の毒を固着させる異常反応

心の毒を取り除き、トラウマを消す。その絶対的な前提条件として必要なのが、「異常反応の解体」です。異常反応は、潜在意識の不合理な恐怖心です。胎児から二才くらいの期間に生み出され、その勢力が強ければ強いほど、心の毒を溜め込みやすく、外れ難くさせます。イメージとしては、トラウマの巨木があり、その根っこが異常反応という構図です。異常反応が養分として心の毒を供給し続け、トラウマは枯れることなく生き生きと生い茂ります。

異常反応の解体は、トラウマの巨木から根を切り離します。養分供給を失ったトラウマの巨木は、心の毒を消す精神の恒常化作用(心の自然治癒力)によって枯れる運命です。

いじめのトラウマが消えると、どうなる?

記憶領域から心の毒が消されると、単なる記憶に変わります。異常反応が解体されて心の毒が消えると、「今の自分」は苦しくありません。潜在意識でも、「その出来事は過去である」と認識されています。これに伴い、PTSD、いじめ被害の後遺症も薄くなり、消えていきます。

本能の「命が危ない」を更新する

心の毒を消すというテーマからは少し外れるのですが、こちらも重要なステップです。異常反応が解体され、トラウマから解放された段階で、精神状態は大幅な改善を見せます。ここで肉体の本能によるいじめ被害の位置づけを更新することで、さらに大きな上積みがあります。

肉体の本能は、原始的な知性によって動かされています。健康のために痩せたいと考えていても、本能は「お腹が空いた」としか反応しません。本能にとって、空腹は命の危機でしかないのです。それと同じで、大怪我には至らないレベルの暴力、仲間外れにされる、悪口を言われる、といったものも、やはり本能にとっては「命が危ない!」と位置付けられます。

ここで多くの人が、一つの疑問を持つと思います。「暴力はともかく、仲間外れや悪口で、なぜ命の危険を感じるのか?」と。群れを形成する野生生物の世界では、群れに所属すること自体が生存戦略です。群れから外されれば、死に直結します。その感覚が人間の本能にもあり、仲間外れに過剰な痛みを伴うのです。

肉体の本能が、これを命の危機と認識しなくなれば、過去の出来事の位置づけが変わります。これにより精神では分かっていても、肉体が怯える状況から抜け出せます。

自己肯定、自尊心の回復

いじめ被害を受けた心は、自己肯定感と自尊心を蝕まれています。精神的苦痛と肉体の恐怖から解放された後は、これらを取り戻すステップです。

自分は劣等していると刷り込まれている

いじめ被害を受けている内に、多くの被害者は自己評価までも歪められます。そこは、チヤホヤされた人間が勘違いして尊大になるのと同じです。いじめを受けている内に、「自分は劣った存在」という認識が生み出され、沁み込んでしまうのです。また環境によっては、いじめに参加していない第三者からも冷遇されています。こうなれば、その傾向はさらに強くなります。

愛05、刷り込みからの解放

人には元々、自己肯定感の基礎があります。ただ自分という存在に、どこまで価値を持てているか。これは5才までに受けた愛情によって定まります。いじめ被害とは関係はありませんが、自己肯定感と自尊心を得ていく上で、この土台が整っていた方が圧倒的に有利です。一義流気功には、幼少期に受けた愛情チャージの不足を補完する『愛05』という治療があります。

ただ不当に低く扱われている内に、自分もそういうものかと学習してしまう。これを「刷り込み」と呼びます。トラウマによる歪みは、そこから解放されれば是正されます。けれども刷り込みはトラウマとはまた別なので、別途、解決する必要があります。一義流気功では、異常反応の解体と心の毒の減少の後、さらにこの刷り込みを消失させる治療を行う場合があります。

いじめ被害の後遺症から抜け出して新しい人生をスタートさせるために

いじめ被害で受けた心の傷は、異常反応の解体、心の毒の減少、トラウマからの解放、自己肯定・自尊心の回復、のステップによって修復されます。その後遺症は、人生の大きな足枷です。精神状態のケアに多大なエネルギーを消費し、人生全体の幸福度を落とします。

根底からこの問題を解決することで、まったく新しい人生がスタートします。

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