潜在意識は、フロイトやユングの深層心理学で中核となる概念で、人が自覚していない心の領域を指します。 フロイトは心を「意識・前意識・無意識」の三層とし、そのうち無意識には抑圧された欲望やトラウマが潜み、夢や言い間違い、症状として姿を現すと考えました。 また、欲動の源であるエスが無意識の中心にあり、自我や超自我との葛藤が人格や行動を形づくるとしました。 一方ユングは、個人的な無意識に加えて、人類に共通する元型が蓄えられた「集合的無意識」を提唱し、神話や象徴、夢に現れるイメージを通して潜在意識を理解しようとしました。